ザ・マンション管理士マインド対談2016

■11年目以降に向けて

【親泊】
話をプロナーズ事業に戻しましょう。初年度のターニングポイントを経て、2年目以降は順調に認定者が増え、第10期には認定者メンバーが初めて50名を超えることになりました。関連キーワードをネット上の検索エンジンに入れ、上位でヒットするマンション管理士のホームページの多くは、プロナーズ認定者メンバーの事務所のホームページになっています。

【川原】
一通過点にすぎませんが、10年間の結果としては、まずまずでしょうか。ホームページのヒット率などについても、選ばれるための努力の第一歩を実践している認定者メンバーが多いことは、まさにマンション管理士マインドの形成の証であり、喜ばしいことです。ところで、認定者メンバーの業務展開の実状については、どうでしょうか。

【親泊】
当初は、すぐにもバリバリやる認定者メンバーが現れて、私達が追い越されることなどを考えたりもしましたね。今のところ、そうした派手な状況にこそなっていませんが、着実に実績を積み上げ、信頼を獲得している認定者メンバーが少なくありません。マンション管理士の事業環境の効率化の効果は、ゆっくりとですが確実に得られていると思います。

【川原】
認定者メンバーが実績を上げてくれることが、何よりもプロナーズ事業の一番の宣伝になりますからね。百の説明よりも、一つの実績です。

【親泊】
認定研修の申し込みにあたり、業務展開の事業計画、特に開始時期や目標とする売上額などを特に問うていないため、すぐにも業にしたい者、数年後あるいはそれ以降に業にしたい認定者メンバーが混在することになる結果、意欲的なメンバーと控えめなメンバー、静かなメンバーが共存することになる関係は、まあやむを得ないのかと思っています。

【川原】
以前と比べれば競争相手もかなり増えていますから、運営者メンバーを含めて、これからは短期間にいくつものマンションと契約するような業務展開は考えられなくなりますね。

【親泊】
この世界で、まず1件成約する、ゼロと1の壁をクリアできる見込みを考えたとき、見積参加の声掛かりすらないのか、見積には参加できるのに成約できないのかという点がモノサシになるかもしれません。少なくとも後者のグループに入るマンション管理士なら、その者のペースでやることにも、あまり問題はないでしょう。

【川原】
スタート当初、プロナーズ認定者になったら、どれぐらい仕事を紹介してくれるのかといった質問をしてくれるマンション管理士がおり、まず実績を示して質問してほしいものだと運営者メンバーで大笑いしたことがありました。こうした質問をしてくれるマンション管理士は、おそらく前者のグループだったのでしょうね。

【親泊】
認定者メンバーについては、試験勉強と実務の間を埋める必要がある…ということに気がつけた点、現にそれを埋める努力をした点が共通しています。認定され続ける限り、いざというときにプロナーズの制度が役に立つものであり続ければよいのかと思っています。

【川原】
自力ではどうしても業務を獲得することができないとして、事業である以上、他の認定者メンバーの協力者に徹するような業務展開もあり得ますね。それに対する甘えが過ぎると、別の問題も生じかねませんが、会社組織ではない以上、個人事業に対する考え方は、尊重するしかないのでしょうね。

【親泊】
最初は東京から離れた地を本拠とすることがハンディになりはしないかと心配させられた関西方面の認定者メンバーの多くが非常に意欲的です。特に、実務バックアップ期間の経過後も、最低月一の頻度で上京し、現場を担当しているメンバーもいます。彼らは地元エリアでも自力できちんと業務を獲得できているようで、頼もしく感じています。

【川原】
プロナーズのブランドは、マンション管理業界などでは、一定の評価を得ることになりました。しかし、この10年では、管理組合関係者、すなわちエンドユーザーに対しての付加価値とか、競合先に対して優位性を感じさせるまでには至っていません。11年目以降には、ぜひこの点で成果を上げることを目指してきたいと思います。

【親泊】
はい。継続は力なりです。ぜひ頑張っていきましょう。

(完)

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