実務研修:川原塾~復習編~管理規約見直し業務(認定者対象)を実施しました

プロナーズでは、プロナーズ認定者に対しての認定研修後の現場同行やメール相談練習、ミニ勉強会などを積極的に開催しています。

その一環としてプロナーズ川原代表理事の主催で平成20年6月5日、プロナーズ認定者を対象にした実務研修を横浜市内の会議室にて12名の認定者が参加して、行いました。

今回の企画は今までに復習編を含めて9回行ってきている実務勉強会「川原塾」の復習編で、最近の認定者でこの勉強会を受講できなかった人を対象に、管理組合コンサルの基礎業務の一つであり、川原塾第4~6回に行った「管理規約の見直し業務」の基本的な考え方、具体的な留意点、すすめ方について、実際に川原代表理事がコンサルを行ったマンションでの事例、資料を基に研修を行いました。

親泊理事、重松理事からも管理規約見直し業務の事例紹介とその留意点の説明を実務で経験した事例から説明いただきました。

また、今回は来月の第3回継続研修のプレバージョンとして実際の相談事例を元に受講者で問題点指摘のグループディスカッションと発表も取り入れました。

主に講義の流れは次のとおりです。

【川原塾(復習編) 管理規約の見直し】

Ⅰ. 管理規約の見直しの基本的な流れと依頼事例
・規約変更のニーズ
・マンション管理士の関わり方
・マンション管理士に実際に依頼されるケースが多いのは?
・管理規約変更案件の事例紹介(親泊理事、重松理事)

Ⅱ.管理規約の見直し業務上の留意点(合意形成の過程)
・管理規約変更の目的と論点の整理
・アンケートの実施
・説明会の実施、事例紹介、考察

Ⅲ.総会資料の作成と規約原本、新規約配布等の流れ
・総会での議決事項と議案書の作り方
・総会決議と原本作成
・新管理規約の配布と運用
・管理規約の配字について

Ⅳ.ケーススタディ
・書面による議決に関する区分所有法と異なる定めのある規約と相談事例に関するグループワーク、発表、講評

Ⅴ.質疑応答
参加者は、実際の業務で使用した資料を見ながら熱心にメモを取り、疑問点を質問し、プロナーズならではの内容の濃い研修を実施することができました。