第7回継続研修(認定者対象)を実施しました

プロナーズでは、プロナーズ認定者に対しての認定研修後も、一定の研修や実務に従事したポイントを取得しないとプロナーズ認定を更新できない制度を採用しています。

継続研修はその一環として認定継続のポイント対象として実施するもので、今回で7回目になります。この第7回目の継続研修は国立オリンピック記念青少年総合センターで平成22年7月14日に午後一杯実施しました。

今回は27名の認定者が参加、認定者の増加に伴い会場が若干手狭になってきたので、今回から以前よりも広い会場で、盛況の元に開催されました。

第1部は「区分所有法と規約の横断的関係」をテーマに親泊哲理事を講師に、実際に管理組合コンサルにおいて、区分所有法と規約の横断的な関係について、教科書では整理されることのない、管理組合での素朴な質問に意外と分かっているようでキチンと体系的に理解していない知識を、実践的なコンサルタントとしての視点から整理した実践的な研修です。

また、今回は講義の最後に効果測定を行いました。残念ながら全問正解者はいませんでしたが、アンケートを見ても、受講した認定者はいつもより緊張感をもって講義に臨んでいたようで好意的な回答が多い結果となりました。

第2部は「マンション管理の現場~給排水設備編~」と題して、プロナーズの研修の中で初めて設備業者さんを呼んでの研修です。

講義はプロジェクターを用いて、マンションの管理、修繕の現場でよく話題になるテーマについて、写真を用いて目で見て具体的に理解していく方法で、設備業者側の観点からQ&A形式を中心にメンテナンスや直結増圧方式等、ディスポーザー、排水管の事故と対処事例等、様々なテーマについて教科書からは学べない知識、情報を得ることができました。

今回は給排水設備全般の広範囲のテーマで話して頂いたため、質疑応答も時間オーバーするほどの盛況でした。テーマを広げ過ぎて、少し時間が足りなかったのが今後の課題です。

終了後は、新宿まで移動し、例年通り暑気払いを開催、大いに盛り上がりました。