長期修繕計画と修繕積立金について Vol.6

~修繕積立金の額の設定方法~

みなさま、こんにちは 川崎・横浜・首都圏を中心に活動しているマンション管理士の横倉啓子です。

散歩をしていると金木犀の甘いやさしい香りが漂って、秋の深まりを感じます。

花水木の実花水木の実    金木犀 金木犀

長期修繕計画は、法律の変更、生活水準の向上、マンションを取り巻く環境の変化等に対応する必要がありますので、概ね5年~6年ごとに見直しが必要とされています。
一般的に経年30年から40年に設備改修を含む高額な工事が見込まれるため、経年10年目以降の見直しにおいては、計画期間の推定修繕工事費の累計額の増額に伴って修繕積立金の額も増加します。

修繕積立金の積立方法には、4つあります。
①長期修繕計画で計画された修繕工事費の累計額を、計画期間中、均等に積み立てる方式(均等積立方式)
②当初の積立額を抑え、段階的に積立額を値上げする方式(段階増額積立方式)
③新築マンション購入時にまとまった額を基金で徴収する方式(「修繕積立基金」と呼ばれます。)
④修繕時に一時金を徴収する又は金融機関から借入れすること等を前提とした積立方式

将来にわたって安定的な修繕積立金の積立を確保する観点から、国交省は①均等積立方式を推奨しています。
但し、この方式でも期間の途中で資金ショートする時には何らかの対応が必要になります。

新築マンションの場合は、②段階増額積立方式を採用している場合がほとんどで、分譲時に③修繕
積立基金を徴収している場合も多くなっています。

次回は「長期修繕計画見直し再検討について」です。


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